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チェルシーがGL首位通過、モウリーニョ「勝利に貪欲な姿勢を見せてくれた」

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[12.9 欧州CLグループリーグ第6節 チェルシー2-0ポルト]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は9日、グループリーグ第6節2日目を各地で行った。G組のチェルシー(イングランド)はホームでポルト(ポルトガル)と対戦し2-0で勝利。首位通過で3季連続の決勝トーナメント進出を決めた。

 引き分け以上で勝ち抜けが決まるチェルシーは前半12分、FWジエゴ・コスタのシュートはGKイケル・カシージャスに弾かれたが、DFイバン・マルカーノに当たってオウンゴールで先制に成功する。後半7分にはD・コスタ、MFエデン・アザールとつないで最後はMFウィリアンが抑えの効いた右足シュートを決め、2-0で完封勝利をおさめた。

 クラブ公式サイトによると、ジョゼ・モウリーニョ監督は、「引き分けでも十分な中、勝利に貪欲な姿勢を見せてくれて嬉しい」と選手たちのパフォーマンスを称え、「流れが悪く結果も伴わないと、プレッシャーも強くなる。それでも選手たちはやってくれた。先制点が流れを変えたね。あれでポルトとの間に明確な線引きができた」と試合を振り返った。

「この数か月、内容は良かったんだ。だが結果がついてこない。ストーク、トッテナム、ボーンマスととにかく結果に見放されてきた。今日の先制点は運もあった。プレミアリーグじゃ起こらなかったことだ。線審もしっかり見ていてくれたね」

 チェルシーはプレミアリーグでは14位と苦戦を強いられているが、欧州CLでは首位通過を決め、3季連続の決勝トーナメント進出を決めている。「今のようなチーム状況であれば、欧州CL優勝候補には挙げられないだろう。だが04年のポルトだってそうだった。10年のインテルの時もそうだ。レアル・マドリーの時は優勝候補だったが、準決勝で2度敗れている。チェルシーでも2回準決勝敗退を味わった。何が起こるかはわからないよ」と、優勝も不可能じゃないと主張している。

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