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ローマ指揮官、レアル撃破へ選手の奮起期待「とてつもないポテンシャルを秘めている」

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 ローマ(イタリア)は8日のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)決勝トーナメント1回戦の第2戦でレアル・マドリー(スペイン)と敵地で対戦する。ルチアーノ・スパレッティ監督は、ホームでの第1戦で0-2と敗れ、準々決勝進出は厳しい状況にあるとながらも、早い時間帯で先制できれば勝負はわからないと主張した。『UEFA.com』が伝えている。

 ローマにとってホームでの第1戦は厳しい結果となった。ローマはボール支配率40%とレアルに試合の主導権を握られ、後半12分に先制点を許すと、同41分にも追加点を決められ、0-2で第1戦を落とした。「第1戦は我々のパフォーマンスから判断すれば厳しい結果となった。運がなかったとも言える」とスパレッティ監督は振り返った。

 逆転での準々決勝進出を目指すローマだが、練習中にはすでに諦めている選手がいたようでスパレッティ監督は、「私は不可能なことをチームに求めている。練習を見ていると、そうしないわけにはいかなかった。気持ちで負けてしまって、どうせ勝てないなどと考えてプレーしてはダメだ。私の下でそのような考えを持っている選手がいれば、練習にも参加させないがね」と、喝を入れたことを明かす。

 現在ローマはセリエAでは7連勝中と調子は決して悪くない。「早い時間帯にゴールを奪う必要がある。もしそれができれば、勝負はわからなくなる。形勢を変えることができるかもしれない。主導権を握ったら自信を持ってプレーしなければならない。チームは試合をこなすごとに成長しており、とてつもないポテンシャルを秘めている」と選手たちの奮起に期待した。

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