パリSGは2日、リーグアン第32節でニースにホームで4-1と快勝した。FWズラタン・イブラヒモビッチがハットトリックをマークし、今季のリーグ戦でのゴール数を30の大台に乗せている。

　イブラヒモビッチは15分、DFダビド・ルイスからのロングボールをペナルティーエリア内で見事にトラップし、先制点を奪取。チームは3分後にMFハテム・ベン・アルファの見事なミドルシュートで追いつかれたが、イブラヒモビッチが34分に強烈な直接FKを叩き込んで再びリードをもたらす。

　パリSGは後半の立ち上がりにCKからD・ルイスのヘッドで3-1とすると、82分にMFアドリアン・ラビオのスルーパスからイブラヒモビッチがハットトリックを達成。今季30点目で得点ランク2位との差を16ゴールとした。

　史上最速優勝を決めているパリSGは、前節でモナコに敗れ、ホームで約2年ぶりの黒星を喫したが、すぐに白星を取り戻した形だ。イブラは本拠地パルク・デ・プランスで通算78得点と、ペドロ・パウレタ氏を抜いて新たなクラブレコードを樹立している。

　パリSGは6日、チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝ファーストレグでマンチェスター・シティと対戦する。イブラヒモビッチは試合後、シティ戦に向けて「良い準備」になったと述べた。クラブの公式ウェブサイトがコメントを伝えている。

「良い試合だったと思う。僕らはすでにチャンピオンだから、こういう試合はモチベーションと調子を保つために戦うんだ。水曜のシティ戦を前に、良い試合をすることができたね。良い準備だった」

「僕らはこれを続けなければいけない。同じ自信、同じリズムで戦い、そして少しの運を願おう。個人的には好調だよ。今季のチームは素晴らしいことをやっている。僕もそれについていっているんだ。みんなが良いプレーをするから、僕も良いプレーをしているんだよ」

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