beacon

初のベスト4に胸を張るシルバ「僕らは正しい方向に向かっている」

このエントリーをはてなブックマークに追加

[4.12 欧州CL準々決勝第2戦 マンチェスター・C 1-0 パリSG]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は24日、準々決勝第2戦の1日目を行い、マンチェスター・シティ(イングランド)はホームでパリSG(フランス)と対戦し、1-0で勝利した。2戦合計でも3-2としたシティが初の4強入りを果たしている。

 シティはパリSGの3バックのシステムに戸惑い、静かな立ち上がりとなった。前半29分にはFWセルヒオ・アグエロがPKを獲得し、自らがキッカーを務めたが、ゴール右に外してしまい、先制のチャンスを逃した。それでも後半31分にMFフェルナンドのパスをPA手前で受けたMFケビン・デ・ブライネが右足ミドルをゴール右隅に流し込み、先制点。この1点を守り抜き、フランス王者を撃破した。

 ゲームメイクなどでチームに貢献したMFダビド・シルバが準決勝進出に相応しいチームだと満足感を示した。クラブ公式サイトによると、「パリでの結果が、今日の結果をも守ってくれた。彼らはチャンスを作れていなかった。セルヒオがPKを失敗したあとも、自分たちを信じることを止めなかった。前に向かって進んでいた。試合はとても長かったが、僕らは最初から最後まで集中していた」とチームを称えた。

 シティは、13年夏に就任したマヌエル・ペジェグリーニ監督の今季限りの退任が決まっている。ペジェグリーニ体制では、欧州CLで初グループリーグ突破を果たすことができた。「僕らは正しい方向に向かっている。44年ぶりにリーグ優勝をして、その次は、欧州CLで前進したいと思っていた。それが現実になりつつある。準決勝での対戦相手は、どのクラブでもタフなものになるだろう。僕らはどのチームと当たっても嬉しいよ」と、ベスト4での戦いを楽しみにしている。

●プレミアリーグ2015-16特集
●欧州CL15-16特集

TOP