1日のチャンピオンズリーグ(CL)・グループD第4節、アトレティコ・マドリー(スペイン)は本拠地ビセンテ・カルデロンにロストフ(ロシア)を迎える。前日会見に出席したディエゴ・シメオネ監督は、ロストフが組織的に優れたチームであると警戒感を表した。

　スペイン『マルカ』がアルゼンチン人指揮官のコメントを伝えている。

「彼らはコンパクトなチームであり、2つに割れることがない。接戦を常とするチームで、自分たちのポテンシャルの生かし方を知っている。明日の試合は、彼らのホーム戦と似たような内容になるだろう。我々は試合を快適なものとするため、スピードとインテンシティーを備えていなければならない」

　シメオネ監督はまた、FWフェルナンド・トーレスの先発出場を明言。チェルシー時代にCL優勝を経験している同選手が、チームにとって重要な存在であることを強調している。

「まず、フェルナンドは出場する。そのほかの起用選手については、これから解決しなくてはならない」

「彼はその影響力、仕事に臨む姿勢など、素晴らしい価値を有する選手だ。その仕事ぶり、特に競争心は見事なものとしか言いようがない。フットボールのすべてを勝ち取らせたその野心を維持し続けることを願っている。彼はこの大会を勝ち取った経験があるグループ内の数少ない選手であり、CLをどう扱うべきかを我々に教えてくれる存在なんだよ」

　一方で、アトレティコが攻撃的なチームに変貌を遂げたとの意見には、次のように返答している。

「アトレティコが今になって良いプレーを見せていると言われても、別に煩わしいとは感じない。フットボールは開かれたものであり、誰がどのような意見を言っても、自分たちがその都度どのようなプレーを見せようと自由なわけだ」

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