16日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)決勝トーナメント1回戦第1戦でパリSGのFWキリアン・ムバッペがバルセロナ相手に圧巻のハットトリックを達成した。

　まずは、前半27分にFWリオネル・メッシのPKで先制を許して迎えた同32分、PA内でボールを受けると、鋭いステップで対面するDFクレマン・ラングレをかわして左足の強烈なシュートでネットを揺らし、同点ゴールとなる1点目を記録する。

　1-1で迎えた後半20分には右サイドのDFアレッサンドロ・フロレンツィのグラウンダーのクロスを左足で押し込んで2点目を記録。さらにFWモイーズ・キーンのゴールでリードを2点差として迎えた同40分には、カウンターからMFユリアン・ドラクスラーのラストパスを右足ダイレクトで沈めてハットトリックを達成した。

　敵地カンプ・ノウで4-1の大勝へと導いたムバッペ。スペイン『マルカ』によると、「ここで勝ちたかった。この試合は素晴らしかったけど、まだ僕らは何も勝ち取っていない」と語っている。

「とても嬉しいけど、まだ次に進めるわけじゃないんだ。まだ、半分、仕事が残されているし、日曜日には重要な試合(リーグ・アン第26節モナコ戦)が残されているから、それに集中しなければならないね」

　なお、パリSGのホームで行われる第2戦は3月10日に開催される。

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