beacon

堅守チェルシーが7年ぶりのCLベスト4へ! ポルトを“塩漬け”、終盤失点もそのまま逃げ切る

このエントリーをはてなブックマークに追加

チェルシーが7年ぶりのベスト4へ

[4.13 欧州CL準々決勝 チェルシー 0-1 ポルト]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は13日、準々決勝第2戦を行った。チェルシー(イングランド)とポルト(ポルトガル)の対戦は、ポルトが1ー0で勝利。しかし第1戦を2ー0で勝利したチェルシーが2戦合計2ー1で準々決勝突破を決め、2013-14シーズン以来の7年ぶりとなるベスト4進出となった。

 新型コロナウイルスの影響で第1戦同様に中立地開催に。チェルシーは敵地扱いの第1戦で2ー0と先勝。アウェーゴールを奪った形で第2戦に臨む。中盤の要であるMFマテオ・コバチッチが負傷欠場でMFエンゴロ・カンテを起用し、MFジョルジーニョとコンビを組む。3ー4ー2ー1の布陣で、1.5列目にFWクリスティアン・プリシッチとMFメイソン・マウント、トップにMFカイ・ハベルツが配置された。

 ポルトはユベントスとの決勝トーナメント1回戦の累積警告により第1戦を欠場していたMFセルジオ・オリベイラが先発復帰。前半は序盤から積極的に攻撃を仕掛けるが、チェルシーの堅守に阻まれ、1点を返すことができず。前半は0ー0のスコアレスで折り返した。

 ポルトは後半に入っても膠着状態を抜け出せない。後半18分にはMFマルコ・グルイッチを下げてFWメーディ・タレミを投入し、攻撃のスイッチを入れた。同30分にはさらに3枚を一挙に交代させる。

 チェルシーは後半41分に最初のカードを切り、マウントを下げてMFハキム・ジエクを投入。さらに後半アディショナルタイムにはハベルツに代えてFWオリビエ・ジルーを入れた。

 ポルトは終了間際にタレミがスーパーボレーで1点を返すが、そのまま試合終了。チェルシーは第2戦を0ー1で落とすも、終始守りに徹し、第1戦のアドバンテージを守り切る。2戦合計2ー1で4強入りを決めた。4月下旬の準決勝ではレアル・マドリーとリバプールの勝者と対戦する。

●チャンピオンズリーグ(CL)20-21特集
●プレミアリーグ2020-21特集

TOP