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パリSGが逆転で3季ぶりCL準決勝へ! バルセロナは先制もアラウホの一発レッド響く…シャビ監督も退席処分

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[4.16 欧州CL準々決勝第2戦 バルセロナ 1-4 パリSG]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は16日、準々決勝第2戦を開催した。パリSG(フランス)はバルセロナ(スペイン)と対戦し、4-1で勝利。2戦合計6-4とし、3シーズンぶりのベスト4進出を決めた。

 10日に敵地で行われた第1戦を3-2で制したバルセロナは、18-19シーズン以来の4強進出を成すべくホームに凱旋。1点ビハインドのパリSGは逆転での準決勝進出を目指して、エスタディ・オリンピック・リュイス・コンパニスに乗り込んだ。

 試合は立ち上がりからパリSGが攻勢に転じるも、先にスコアを動かしたのはホームチームだった。バルセロナは前半12分、FWラミネ・ヤマルが右サイドでボールを受けると、そこからペナルティエリア内に切り込んでラストパス。ニアサイドに走り込んだFWラフィーニャが強引に合わせて先制に成功した。

 2戦合計で2点ビハインドとなったパリSGは前半28分、右サイドでボールをキープしたFWウスマン・デンベレがサイドチェンジ。FWブラッドレ・バルコラがタメを作って折り返したパスにFWキリアン・ムバッペがうまく合わせるも、ここはGKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンの好守に遭った。

 試合を優位に進めるバルセロナだが、前半29分にアクシデント。右サイドから攻撃を受けると、DFロナルド・アラウホがバルコラの突破を阻もうと手をかけて倒してしまう。このプレーがDOGSO(ドグソ/決定的な得点機会の阻止)の判定となり、レッドカードで一発退場となった。

 2点を追う展開も、数的優位となったパリSG。すると前半40分、バルコラを起点に左サイドから攻撃を仕掛けると、MFビティーニャのリターンを受けたバルコラがゴール前にボールを通す。ファーサイドに走り込んでいたバルコラが突き刺すように決めて、1点差に詰め寄った。

 なおもビハインドを背負うパリSGは、後半の入りから攻撃の手を強めた。最終ラインでボールを握ると、中盤を経由しながら前進。ムバッペ、デンベレなどの強力アタッカー陣がチャンスを作っていった。

 すると後半9分、右サイドで得たコーナーキックをデンベレが近場でリスタート。DFアクラフ・ハキミを経由してボールを受けたビティーニャが、ペナルティエリア手前から豪快にゴール左下に流し込んだ。

 2戦合計で追い付かれたバルセロナ。すると後半11分にシャビ・エルナンデス監督がレッドカードで退席処分に。ピッチサイド中央にあるカメラを守るクッションを蹴り上げてしまった。

 勢いを増すパリSGは、さらに後半14分、デンベレがペナルティエリア内でDFジョアン・カンセロに倒されてPKを獲得。この絶好のチャンスをエースのムバッペがテア・シュテーゲンにコースを読まれながらもゴール左に決めて、2戦合計で逆転に成功した。

 準決勝進出へまずは1点が欲しいバルセロナ。後半33分には、FWフェラン・トーレスのパスでペナルティエリア内左に侵入したラフィーニャが強引に左足を振っていったが、枠を捉えることができなかった。

 パリSGは後半44分にムバッペがゴール前でルーズボールを詰めて勝負あり。敵地で4-1逆転、2戦合計6-4で準々決勝を突破した。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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