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ベルナベウの奇跡…レアルをCL決勝に導いたホセル「このようなパフォーマンスをいつも夢見ている」

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決勝に導く2ゴールを決めたFWホセル

 レアル・マドリーは8日、本拠地サンティアゴ・ベルナベウで行われたUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準決勝第2戦でバイエルンを2-1で下し、2試合合計4-3で決勝進出を果たした。

 この試合で主役となったのは途中出場のFWホセル。0-1の後半43分にFWビニシウス・ジュニオールのシュートのこぼれ球を蹴り込むと、3分後にはセットプレーの流れからDFアントニオ・リュディガーのクロスに合わせ、レアルを決勝に導く逆転ゴールを挙げた。

 アメリカのスポーツ専門チャンネル『ESPN』によると、ホセルは試合後のインタビューで「ヒーローになれるかどうかは分からないが、とても幸せだ」とコメント。「想像できるだろう! 信じられないような、壮観な試合だった。このチームは決して諦めない」と喜びを語り、自身のプレーについても言及した。

「このようなパフォーマンスをいつも夢見ている。最初のゴールは、賢く、準備万端だった。相手は疲れていた。僕の最高の夢でさえ、今日(の出来事)のようにはいかないよ」

 カルロ・アンチェロッティ監督は「まただ。素晴らしい雰囲気の中で、選手たちは信じることを止めなかった」と激闘を制したチームを称え、ゲームを振り返っている。

「難しい試合だったが、チャンスもあったし、コントロールもできた。ファン、クラブ、そして何よりも選手たちに感謝しなければならない」

 また、指揮官は2ゴールのホセルに「彼は今季、出番に恵まれずとも多くのことを成し遂げてきた選手だ。彼はこのチームのあり方を完璧に反映している」と称賛の言葉を送った。

 すでにラ・リーガ制覇を決めているレアルは、11年間で6度目の欧州CL決勝進出。過去5回のファイナルではいずれも優勝を飾っている。

 アンチェロッティ監督は「このチームがここまでやってくれるとは思っていなかった。決勝に進出することが成功であり、その後は何が起こっても不思議ではない」と、6月1日にウェンブリー・スタジアム(ロンドン)で開催されるドルトムントとの決勝を見据えた。



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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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