50歳の誕生日にEL32強進出を目指す

　インテルは27日、ヨーロッパリーグ(EL)・グループF第5節でドニプロとホームで対戦する。50歳の誕生日を迎えるロベルト・マンチーニ監督は、ELを制覇することでチャンピオンズリーグ(CL)を目指さなければならないと語った。

　勝ち点8でほかの3チームに勝ち点4差をつけている首位インテルは、負けなければグループステージ突破が決まる。ガラタサライ時代の処分でベンチ入り禁止のマンチーニ監督は、前日会見で次のように語った。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。

「ELは普段、ベスト16まで軽んじられている。だが、実際は重要な大会だ。我々はCL出場を目指さなければならない。そのためには、2つの方法がある。リーグで3位以内に入るか、ELで優勝するかだ。後者は良い可能性だよ」

　だが、マンチーニ監督はドニプロを軽視してはいけないと強調している。

「グループ首位通過のために、我々は勝たなければいけない。ドニプロはホームよりアウェーの方が良いチームなんだ。アグレッシブなサッカーをするし、非常にフィジカルが強く、テクニックのある選手たちがいる。セットプレーやカウンターが危険だ。簡単にはいかないだろう。良い試合をすることが必要となる」

　負傷により招集外のDFネマニャ・ビディッチは、今季から戦うイタリアの地で苦しんでいる。だが、マンチーニ監督は同選手を信頼しているようだ。

「イングランドから来た選手たちが苦労することはあり得る。先週の彼は万全じゃなく、2日間練習できなかったんだ。だが、必ず我々に手を貸してくれるはずだよ」

　一方、MFマテオ・コバチッチについては、ビッグクラブから関心があるのは当然だと語った。

「強い選手に対するオファーがあるのは普通のことだ。我々は、彼がウチにいることに満足しているよ」

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