リバプールは10日、ヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント2回戦ファーストレグでマンチェスター・ユナイテッドにホームで2-0と勝利した。ユルゲン・クロップ監督は快勝を喜びつつも、ラウンド突破は決まっていないと釘をさしている。

　FWダニエル・スターリッジのPKとMFロベルト・フィルミーノのゴールで勝利したリバプールは、ユナイテッドGKダビド・デ・ヘアの好守がなければ、さらに点差をつけていたかもしれない。クロップ監督も試合後、パフォーマンスに満足している。イギリス『BTスポーツ』が伝えた。

「最初から最後の1秒まで良かったね。後半に数分間コントロールを失っただけだった。2-0は完璧な結果だ。もっと大差で勝ちたかったけど、今夜は何も批判できないね」

「これまでで最高だった。だが、私は彼らに制限を設けたくない。彼らがどれほど強いのかは分からないんだ。これで我々は良い位置につけたし、次のラウンドに進みたい。だが、そのためにはまたこういうプレーをしなければいけないんだ」

　本拠地アンフィールドのサポーターが見事な雰囲気をつくり出したことについて、クロップ監督は感謝を述べている。

「素晴らしかった。みんなにお礼を言いたい。最初から最後の1秒まで簡単に楽しむことができた。私がここに来る前から知っていたリバプールだったよ。本当に素晴らしかった」

---

●プレミアリーグ2015-16特集
●EL15-16特集