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ファン・ハール、リバプールを称賛も判定に不満 「チープなPK」「2点目はオフサイド」

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 マンチェスター・ユナイテッドは10日、ヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント2回戦ファーストレグでリバプールに敵地で0-2と敗れた。ルイス・ファン・ハール監督はリバプールのプレスに耐えられなかったことに驚きを示しつつ、判定への不満もうかがわせている。

 前後半に1点ずつを許したユナイテッドは、守護神ダビド・デ・ヘアの好守がなければ、さらに点差をつけられてもおかしくない展開だった。

 ファン・ハール監督はイギリス『BTスポーツ』で、アンフィールドがつくり出した雰囲気ではなく、リバプールというチームのペースに抗えなかったと述べている。

「我々はリバプールのハイプレッシャーに対応できなかった。プレッシャーは観客から来るものではない。我々は予想していたんだ。対応できなかったのは驚きだった。今季すでに彼らのホームで戦っているからね。それがスタジアムの雰囲気を盛り立て、彼らは大きなチャンスをつくった。だが、我々には非常に優れた守護神がおり、そのおかげで試合に残ることができた」

「もちろん、前半はリバプールの方が良かった。だが、後半は我々もそれまでより良い試合をしたよ。ファイナルサードからがあまりクリエティブではなかったと思う。だが、それはリバプールの守備にもよるんだ。彼らをたたえるべきだよ。多くのチャンスをつくるために、我々は改善しなければならない」

 一方で、ファン・ハール監督は先制点のPKを「チープ」と評し、リバプールの2点目が認められたことにも不満を表した。ビルドアップの際にMFジョーダン・ヘンダーソンのオフサイドが取られなかったことを批判している。

「我々はチープなPKを取られ、0-1とされた。ヘンダーソンはオフサイドだった。メンフィス(・デパイ)のファウルを見て、PKにするだけでの鋭さがあるのなら、オフサイドも見えなければいけない」

 MFマルアン・フェライニがリバプールMFエムレ・カンにひじ打ちを見舞った件については、次のように述べている。

「私はそれを見ていないが、フェライニはピッチ上でベストプレーヤーの一人だったことも言っておくべきだろう。彼がそういったミスをしたのであれば、とても申し訳なく思う」

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