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酒井宏はターンオーバーでベンチ外…マルセイユがEL2勝目で22日パリSG戦に弾みつける

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マルセイユがEL2勝目とした

[10.19 ELグループリーグ第3節 マルセイユ2-1ビトーリア・ギマランエス]

 ヨーロッパ・リーグ(EL)は19日、グループリーグ第3節を行い、日本代表DF酒井宏樹所属のマルセイユ(フランス)はホームでビトーリア・ギマランエス(ポルトガル)と対戦し、2ー1で勝利した。酒井はターンオーバー採用のため、ベンチ外となった。

 EL第2節までを終えて1勝1敗のマルセイユは、直近のリーグ戦から先発を8人変更。22日のリーグ1第10節・パリSG戦も考慮してターンオーバー制を採用し、酒井やMFフロリアン・トバンがベンチ外、FWディミトリ・パイェはベンチスタートとなった。

 序盤は互いにチャンスをつくる。ギマランエスは前半14分、中盤からのFKにPA内のFWラファエル・マルティンスが頭で合わせるとゴール右ポストをかすめて枠外に逸れた。一方、マルセイユは直後の同15分、右サイドのクロスにニアのFWバレール・ジェルマンが頭でそらしてファーのMFルーカス・オカンポスが頭で合わせるが、相手GKの好セーブに阻まれた。

 前半17分にギマランエスが先制点を決める。マルセイユの攻撃が不発に終わり一気にカウンターを仕掛け、FWエルドン・アルメイダ・ラモスが右サイドから鋭いクロス。PA内でニアに詰めたR・マルティンスがゴール左隅に頭で流し込んだ。

 前半28分にはマルセイユが反撃に成功する。ボールを運ぶDFブナ・サールが中盤で潰されるも、そのまま右サイドに流れたところからMFモルガン・サンソンがクロスを上げる。PA中央に控えたオカンポスが右足ジャンピングボレーで合わせると、バウンドしたボールは相手GKをよけてゴールに吸い込まれた。

 前半を1-1で折り返すと、後半から徐々にマルセイユがペースを掴んでくる。すると後半31分、最後方のロングフィードから中盤でジェルマンが頭で落とし、オカンポスがPA左を突破。隙を見て右足アウトサイドでPA中央にパスを出すと、ラストはMFマキシム・ロペスが右足シュートでネットを揺らし、2-1で逆転に成功した。

 ギマランエスは終盤まで攻撃の手を止めずに襲い掛かるも、しのいだマルセイユが2-1で勝利を掴んだ。公式戦2試合ぶりに白星を手にしたマルセイユは勢いに乗ったまま、22日のリーグ1第10節のパリSG戦に挑む。

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