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ミランFWイブラヒモビッチ、マンチェスター・Uに敗戦でEL敗退も「今季は終わっていない」

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敗戦を振り返るFWズラタン・イブラヒモビッチ

 ミランの39歳FWズラタン・イブラヒモビッチが18日のヨーロッパリーグ(EL)マンチェスター・ユナイテッド戦終了後、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じて試合を振り返った。

 ミランは18日、EL決勝トーナメント2回戦(ラウンド16)セカンドレグにおいて、マンチェスター・Uとホームで対戦。しかし0-1で敗れ、2試合合計1-2で敗退が決定した。ケガから復帰し、後半20分から途中出場したイブラヒモビッチは悔しさをにじませる。

「直近の2試合で素晴らしい試合をしていただけに、非常にがっかりしている。しかしこれがカルチョというものだ。チャンスを活かすことができなければ、勝ち残ることがより難しくなる。ゴールを決めることができず、守備でミスもあった。それでも今日の敗退は自分たちにふさわしくないものだったと思う。ただ失敗からも学び、成長につなげることができるはずだ。ズラタンはピッチへ戻り、チームを助けなければならない」

「それにシーズンはまだ終わっていない。これまでやって来たように、素晴らしいパフォーマンスを見せ続けなければならない。俺はタイトル獲得を目指してプレーしていきたい。リーグ戦では2位につけており、順位争いを続けていかなければならない。チャンピオンズリーグ出場権を獲得できたら素晴らしいが、目標はトロフィーを獲得することだ」

 ミランでは、DFダビデ・カラブリアが右ひざ内側半月板の損傷で関節鏡による手術を余儀なくされたほか、FWラファエル・レオンやDFアレッシオ・ロマニョーリらも筋肉系のトラブルにより、18日の試合を欠場した。

 しかし、イブラは、「言い訳を探すつもりはない。選手は24人おり、欠場者がいたとしても常に準備を整えておかなければならない。厳しい時期ではあるが、全員が責任感を持つべきだ」との見解を示した。一方でチームが成長している部分にも言及し、喜びを表現した。

「チームは自分たちが行っていることを信じている。俺がやって来た最初の日と比較し、メンタリティの面で成長した。今は選手全員が勝者のメンタリティを持っている。このメンタルティは俺がもたらしたものだ」

 最後にミランFWは、試合で決勝点を挙げたマンチェスター・Uの元同僚、MFポール・ポグバについてコメント。「誰もが知っているように、彼は強い。いや、非常に強い。チーム内でどれだけ居心地よく過ごせているかどうかの影響もあるが、彼のクオリティに疑いはない」と称えた。

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