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守田が痛恨オウンゴール…冨安途中出場のアーセナル、スポルティングに追い付きEL第1戦ドロー

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MF守田英正とDF冨安健洋

[3.9 EL決勝トーナメント1回戦第1戦 スポルティング 2-2 アーセナル]

 UEFAヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント1回戦第1戦が9日に行われ、MF守田英正が所属するスポルティング(ポルトガル)とDF冨安健洋が所属するアーセナル(イングランド)が対戦し、2-2で引き分けた。アーセナルのホームで開催される第2戦は16日に行われる。

 スターティングメンバ―に名を連ねた守田は3-4-2-1システムのボランチの位置に入り、冨安はベンチスタートとなった。

 アウェーのアーセナルがボールを保持して試合を進めると、前半22分に先制に成功する。MFファビオ・ビエイラが蹴り出したCKをDFウィリアン・サリバがヘッドで合わせてネットを揺らし、スコアを1-0とした。さらに同26分にはDFオレクサンドル・ジンチェンコのミドルレンジから放ったシュートが枠を捉えたが、GKアントニオ・アダンに弾き出されてしまう。

 1点のビハインドを背負ったスポルティングは前半34分、DFゴンサロ・イナシオがミドルシュートを狙うもGKマット・ターナーに阻まれる。しかし、このプレーで得たCKをイナシオがヘディングで叩き込み、試合を振り出しに戻した。

 1-1のまま後半を迎えると、同2分、PA外でこぼれ球を拾った守田が右足で狙うが、シュートはターナーの守備範囲に飛んでしまった。同3分にはアーセナル。ジンチェンコのスルーパスにFWガブリエル・マルティネッリがフリーで走り込むも、アダンの好セーブに遭って追加点とはいかなかった。

 すると、後半10分にスポルティングが逆転に成功。MFマーカス・エドワーズのスルーパスからMFペドロ・ゴンサウベスが放ったシュートはターナーにストップされたものの、こぼれ球をFWパウリーニョが蹴り込んだ。リードを奪ったスポルティングだが、同13分にカウンターを阻止した守田がイエローカードを提示され、累積で次戦は出場停止となってしまった。

 すると、後半17分、アーセナルが思わぬ形から同点に追い付く。MFグラニト・ジャカが放ったミドルシュートが守田に当たってコースが変わると、そのままゴールマウスに収まり、オウンゴールでスコアは2-2となった。

 試合を振り出しに戻したアーセナルは後半19分、ジンチェンコに代えて冨安をピッチへと送り込む。左サイドバックの位置に入った冨安は投入直後、巧みな突破からクロスを供給。しかし、F・ビエイラのヘディングシュートはアダンに弾き出されてしまった。

 その後、両チームともに勝ち越しゴールを狙うがスコアは動かず。第1戦は2-2のまま試合終了のホイッスルが吹かれた。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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