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本格強化2年目で千葉2部優勝へ、城西国際大イレブンコメント

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 2010年の南アフリカW杯で日本代表のチームコーディネーターを務めた小山哲司監督を迎えて本格強化2年目の城西国際大サッカー部は現在、9月開幕の千葉県大学2部リーグ開幕へ向けてJFA公認の人工芝グラウンド、「PRINCE TAKAMADO MEMORIAL SPORTS PARK(高円宮殿下記念スポーツパーク)」でトレーニングを重ねている。

以下、城西国際大イレブンの7月24日練習後のコメント
●DF小川翔太(習志野高)
―素晴らしい施設の中でトレーニングしている
「監督だったり、トレーナーだったり、施設はとても整っているので、自分がいかに高い目標を持ってやるかだと思う。チームとしての目標は関東1部で勝つということ。まだまだですけれど、そういう高い意識を持ってやっていきたい」

―入学して4か月。意識は変わってきた?
「最初はBチームの一番下でしたけれど、Aチームに行って出たいと思ってやってきました。今Aチームでやっているんですけど、目標を持ってやってこれたことがこういう結果を出せている要因だと思います」

―現在のチームの雰囲気は
「自分は今、ケガをして別メニューで調整しているんですけど、ケガをする前は、声を出して、引っ張っていこうという雰囲気があった」

―リーグ戦へ向けた目標を
「チームとしての目標は関東1部で勝つということが最終的な目標。千葉2部からですけど、一歩ずつ勝っていきたいです。個人としては練習から高い目標を持ってやりたいと思います」

―どのような部分を試合で出したい?
「サイドバックなんですけど、守備をしっかりやって、どんどん攻撃参加することが自分のプレースタイル。オーバーラップだったり、攻撃の部分を見せていきたいと思います」

●FW米澤康太(1年=都城工高)
―入学からの4か月間、どう過ごすことができた?
「チームとしても、自分としても、少しずつではあるけれど、内容もいろいろ良くなってきている。まだこれから夏休みがあるのでスケールアップして、どんどんいいチームになっていきたいと思います」

―手ごたえを感じている部分は?
「自分自身ではドリブルやパスなど判断を入れてやれるようになったこと」

―プロを知る指導者の方の下での練習
「一つひとつの指示が明確で分かりやすいから、選手もついていけているし、(他の大学のレベルと)違うと思います」

―きょうは激を入れられていたが?
「週始めでみんな身体が動かなかった。少しでもみんなでスキルアップできるようにチーム全体で盛り上げていこうと思います」

―グラウンドが変わって、クラブハウスもJリーグとそん色ないが
「高校とか他の大学を見てきても絶対にこんないい環境でできない。自分たちが結果を残すことで評判が上がると思うし、これから自分たちが頑張っていきたい」

―秋のリーグ戦へ向けて
「個人的には全ての得点に絡むか、入れることを目標にして、チーム全体では無敗で1位を目指したいと思います。手ごたえはある。頑張っていきたい」

―国士舘大といい試合をしたと聞いたが
「内容もまあまあできた。(強豪のトップチームと比べると)まだまだだと思いますけれど、みんなモチベーション高いので、どんどん上げていければと思います」

●FW井之元和之(1年=都城工高)
―入学して4か月立ったが、感じている変化は
「最初は全然身体も動かなくて、練習も分からなくて大変だったけれど、結構みんなとも楽しくやれているし、少しずつ試合感覚も戻ってきていると思います」

―一番成長できたところは
「高校のときと違ってワンタッチプレーを多くやっていかないと通用しない。最初はスピードに戸惑った。今は少しずつできている」

―難しいと感じることは
「タッチ数が少ないので難しいです」

―秋のリーグ戦へ向けて課題は
「監督から常に判断が遅いと言われている。そこを速くしていきたい」

―この環境については?
「こんなところでできて幸せですね。とてもやりやすい。これまで土でしか練習したことがなかった。クラブハウスもキレイですね」

―リーグ戦へ向けて意気込みを
「まずは試合に出続けることと、自分のスピードを活かして点に絡めたらと思います」

●MF花本敏生(1年=米子北高)
―土のグラウンドから人工芝グラウンドに変わった
「プレーの幅が広がって、すごくやりやすいグラウンドで感謝しています。今、充実したサッカー人生を送らせてもらっています」

―他の大学へ行く選択肢もあったと思うが
「ここで大正解です」

―特に変わった部分はある?
「全てですね」

―現在の目標は?
「今は自分スタメンじゃなくてベンチなんですけど、スタメンで出られるように頑張っていきたいです」

―練習のスピードも速いし、監督の意識もとても高いように感じるが?
「練習中とか言うことが意識高いなと感じますね。練習と練習の間もジョグしたり、すぐ次のトレーニングができるように心がけています」

―秋のリーグ戦へ向けた意気込みを
「個人としては試合に出たら左サイドなんで、いいクロスを上げてFW陣などに決めてもらえたらいいと思っています。チームとしては上のレベルを目指して、まずは千葉県の1部に上がれるように。そうすればまた上のレベルでプレーすることができるので、挑戦していきたいです」

―自主練も長時間やっている印象だが
「いつもそういう感じなんで。練習時間が短いので自主練とかで周りに差をつけるしかないと思っている。いつもやっています。(周りの選手達に)勝ちたいです」

●MF古川大貴(1年=佐賀東高)
―施設が変わって練習のスピードも変わったようだが?
「土のグラウンドだとダイレクトプレーとかミスになってしまうところがあったけれど、ピッチがいいのでミスが減って、ミスが減った分、パススピードが上がっていいプレーが増えたと思います」

―監督も細かい指示を出していた
「いつもならばもっとですね。自分たちが城西国際大のサッカーをつくりあげないといけない。高いレベルでサッカーしないといけない」

―クラブハウスは特に素晴らしい施設だと思うが
「素晴らしいと思います。(大学で)この施設を越えるところはそんなにないと思います」

―チームの雰囲気もいい
「公式戦まであと1か月。出た時に自分が何できるか。出た時に結果残さないとここでは試合に出られない」

―秋のリーグ戦へ向けて
「ドリブルとかパス、シュート、何でもできる選手になりたい。全試合出ることが目標。試合に出なければ何もできないですし」

―自主練も懸命にやっている印象だが?
「みんな必死ですね。みんなレベル高い。高校時代主力だった選手が集まっている。サッカーは充実しています。みんな負けたくなくてピリピリしていますね」

―強豪とやってもいい試合ができていると聞いているが
「自分たちは1年でまだトップチームとやらせてもらえない。相手がセカンドチームだったら倒してトップチームとやらせてもらえるようにしたい」

(取材・文 吉田太郎)

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