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[スポ東]古豪・中大から先制点を奪うも前半終了間際に追いつかれ、ドロー

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[スポーツ東洋 ゲキサカ版]
[5.4 第87回関東大学サッカーリーグ戦・前期1部リーグ第5節 東洋大1-1中大]

 前節は筑波大との激しい打ち合いをドローで終え、今節こそは勝ち点3を手にしたい東洋大。今節は、2勝1敗1分で、現在リーグ戦3位に付けるている好調な中大との一戦であった。前半16分にカウンターから、相手の裏に抜けた右SB馬渡が相手GKと1対1になった所を冷静に流し込み先制点を奪う。しかし前半45分に追いつかれ、その後は両チーム譲らず、1-1の引き分けに終わった。

東洋大1-1(1-1)中大


<得点者>
17分 馬渡和彰(4年=市立船橋高)

<出場メンバー>
▽GK
浅沼優瑠(3年=成立学園高)
▽DF
馬渡和彰(4年=市立船橋高)
藤井悠太(4年=武南高)
郡司昌弥(2年=柏U-18)
筑井駿(3年=前橋育英高)
79分→石坂元気(2年=広島ユース)
▽MF
年森勝哉(4年=F東京U-18)
78分→仙頭啓矢(1年=京都橘高)
桑田直徹(4年=大宮ユース)
篠田朋宏(1年=青森山田高)
黒須大輔(4年=習志野高)
▽FW
三田尚央(4年=F東京U-18)
61分→佐々木雅人(3年=西武台高)
川森有真(3年=広島ユース)

 出場停止明けの黒須が先発に復帰し、筑井が今季初先発を果たした今節。試合開始直後から中大に主導権を握られ、再三攻め込まれピンチを招くが、GK浅沼を中心に粘り強く守る。その甲斐もあり、絶好のチャンスが訪れた。前半16分、自陣からボールを奪ってカウンターに転じ、右サイドの裏に抜け出した馬渡が相手GKとの1対1を冷静にシュートし、ゴール左隅に決めた。その後も中大の猛攻を受けるが、藤井、郡司がラストパスを通させない見事なディフェンスを見せた。しかし45分、右サイドからクロスが上がりファーサイドに流れたボールを頭で押し込まれ、同点で前半を終える。

 後半、序盤はどちらも決定的な場面はなく、互いに一進一退の攻防が続く。そこで東洋大は佐々木、仙頭と攻撃的な選手を投入する。この交代で東洋大に攻撃のリズムが生まれた。80分には仙頭から川森にパスが通るがこれは惜しくもオフサイドの判定となる。83分にはペナルティーエリア手前で川森が倒されFKを得るが、相手キーパーに防がれてしまう。後半アディショナルタイムにも怒涛の攻撃を仕掛ける。91分には相手陣内でパスを回し、最後は仙頭がシュートするもゴール左に外れる。92分には石坂、佐々木が立て続けに攻撃を仕掛けるがゴールネットは揺らせない。94分、自陣左サイドでのボールの奪い合いが続く中で藤井が相手選手を倒してしまい、今日2枚目のイエローカードを出され退場になってしまう。このファールからのFKでゴール前のフリーの選手に頭で合わせられるもゴール左に外れ、事なきを得る。そのまま試合終了し、1-1のドローに終わった。

 前節、5失点も喫した守備の改善が今節の課題であったが、GK浅沼を中心に全員が守備に対しての意識を高く持ち、粘り強い守りが出来たことは収穫であった。しかし、東洋大のDFラインには欠かせないCB藤井が退場になってしまい、次節は出場停止となる。藤井の穴を全員で埋め、次節こそは勝ち点3を手にしたい。

[写真]裏への抜け出しで先制点を決めた馬渡

(文 スポーツ東洋 村田真奈美)
(写真 国府翔也、平柳麻衣、小俣勇人、枦愛子)

[次節試合予定]
第6節・5月6日早大戦(13:50@三ツ沢)

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