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[ユニバーシアード]5位の日本女子「勝ちきる事ができて良かった」

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 ユニバーシアード日本女子代表は14日、第27回ユニバーシアード競技大会(2013/カザン)女子5位決定戦でアイルランドと対戦し、4-0で快勝した。

以下、JFAより試合後のコメント
●堀野博幸監督
「最終戦では、選手自らの力で、これまで積み上げてきた日本のサッカーを体現すべく試合に臨みました。前半は、相手の組織的守備に攻めあぐねたものの、後半はモビリティをあげてアクションを続ける事で、ゴールチャンスを数多くつくる事ができました。動きながらのテクニックの質、シュートの精度は継続的課題として残りました。しかし選手は、積極的なトライ&エラーを繰り返す事で、大会を通じて成長を遂げてくれました。またすべての選手・スタッフ全員がチームに献身してくれた事に心から感謝しています。それぞれがユニバーシアードでの経験を糧とし、更なる成長を遂げていく事を心より願っています。最後になりましたが、ユニバーシアード代表をご支援いただいた皆様、選手を派遣して下さったクラブ・チーム関係者の皆様、関連する各種連盟の皆様に心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました」

●FW高橋千帆(FC吉備国際大学Charme)
「今日の試合がこのチームでできる最後の試合で、全員の勝ちたい気持ちが高く、結果も4-0で本当に良かったです。ボールの支配率も高かったが、最後のチャンスまでがなかなか遠かったです。その中でも全員であきらめず、得点する為にお互いのアイデアなどを出し合って流れも良くなっていき、得点を重ねる事に結びつけられました。チームとして最後の試合、勝てて良かったですし、一人一人が成長する為にいろんなチャレンジをする事ができた試合になりました」

●MF杉田亜美(FC吉備国際大学Charme)
「アイルランドと戦ってみて、リーチの長さやスピードの速さをあらためて実感し、ボールの置き所やパスの精度の重要性が一つ一つのプレーで問われると思いました。アイルランドがブロックを作って守ってくるのに対し、ゴール前でどのように崩していくかや、一人一人の動き出しのタイミングや連動を合わせていく事が課題になりました。後半立て直してテンポよくボールをまわしながら得点を取れた事は、良かったと思いましたし、試合の中で改善ができて良かったです。今大会5位という結果に対しては悔しさが残るが、最後に勝って終われた事や全体を通して世界のサッカーや個々で気づけた事がたくさんある大会になりました」

●DF中村楓(アルビレックス新潟レディース)
「今日の試合では、相手が守りを固めてきて、なかなか日本らしいサッカーができませんでしたが、最終的には決めるところを確実に決めることができたと思います。DFとしても無失点で終わる事ができ、勝ちきる事ができて良かったです」

●DF高木ひかり(早稲田大)
「最終で勝つ事を目標にしていたので、4-0という結果を出せて良かったです。準々決勝でトーナメント敗退をしてからは、5位で大会を終える事をみんなで決めたので、勝ちきれて勝利を大会で終えられて良かったです。大会を通して自分のプレーの弱さだったり、強みだったりを知る事ができたましたし、世界のプレーを体感できて、とても良い経験になりました。最終的には5位という形で前回大会よりも成績は下でしたが、チームとしての完成度は高かったと思いますし、結束力も強かったと思います。それでも世界では足りないという事も身をもって感じられたので、スキルの面でももっと成長していきたいと思いました」

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