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[関東]順天堂大“奇跡の残留”叶わず…駒澤大の勝利で2部降格が確定、学芸大は3部降格へ:第21節2日目

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順天堂大の降格が決まった

 関東大学サッカーリーグは6日、第21節2日目を行った。

 5日の筑波大戦に勝利して最下位を脱出、“奇跡の残留”に向け望みを繋いでいた順天堂大だったが、最終節を前に2部リーグへの降格が決定した。

 順大が最終節に残留の望みを繋ぐためには、10位の駒澤大が東洋大を相手に引き分け以下となる必要があったが、そこは駒大も譲るわけにいかない。前半30分にDF後藤康介(1年=相洋高)が左足でゴールネットを揺らして先制に成功すると、同39分にはMF小島心都(3年=湘南工科大附高)が加点。後半14分にはMF小林栞太(1年=鹿島ユース)のゴールで突き放し、3-0で快勝した。

 この結果、駒大と順大の勝ち点差は4に広がった。これにより2部に自動降格する2チームは、順大と早稲田大に決定。10位チームは2部3位との1部昇格プレーオフを戦うことになるが、現在9位の流通経済大と10位駒澤大の勝ち点差は3。得失点差ではすでに駒大が上回っているため、最終節で流経大が敗れ(vs筑波大)、駒大が勝利(vs順大)すれば、順位が逆転する。2部の3位争いは東海大が有利な状況で最終節を迎える。

 また2部リーグでは東京学芸大の来季より創設となる3部リーグへの降格が決定。もう一つは数字上は可能性を残すが、11位の明治学院大の降格が決定的な状況となっている。また2部は年間9位と10位のチームが2部参入プレーオフを戦うことになっている。

国士舘大 5-1 拓殖大
[国]布施谷翔2(18分、83分)、古川真人(60分)、弓場堅真(75分)、山田裕翔(81分)
[拓]関根大輝(90分)

東洋大 0-3 駒澤大
[駒]後藤康介(30分)、小島心都(39分)、小林栞太(59分) 

●第96回関東大学L特集

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