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ドイツ紙が宇佐美のインタビューを掲載、「五輪の影響で先発争いに不利になるとは思ってない」

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 バイエルンからホッフェンハイムに加入したU-23日本代表のMF宇佐美貴史のインタビューを13日、ドイツのキッカー紙が掲載した。2012-13シーズンへ向けて始動したチームにおいて、練習試合で3戦連続弾を決めるなど、新天地で堂々のアピールに成功。13日に行われたFCアストリア・バルドルフ(5部相当)との練習試合では強烈なボレーシュートを放つなど、果敢なプレーをみせ、視察したクラブのホップ会長からは「特にフォランド、宇佐美、マルバシッチが気に入った」と称賛された。

 今後はロンドン五輪を控えて渡英するU-23日本代表チームと16日に現地で合流するため、ホッフェンハイムの2次キャンプに参加することはできないが本人は「五輪の影響で先発争いに不利になるとは思ってない」とキッパリ。また今回のインタビューのなかでは、新シーズンの所属先としてリバプールからもオファーがあったことを認めている。

以下、インタビュー(抜粋)

―五輪に出場することは目標だったと思うが、ホッフェンハイムでのプレシーズンに参加出来ないことに不安は?
「2次キャンプに参加出来ないことは、本来は良く無いことだと思う。でも、五輪に出場したいですし、このことが原因で先発争いに不利になるとは思ってない」

―バーゼルからバイエルンに新加入したスイスのジェルダン・シャキリは、ロンドン五輪を辞退しているが五輪の辞退について考えたか?
「全く考えてないです。今大会は自分にとって大切な経験になると思うし、ホッフェンハイムで十分なスタートを切ることができないということにはならないと思う」

―バイエルンの在籍時よりも重要な役割を果たすことができるという自信の根拠は?
「ホッフェンハイムが僕を欲しいと思ってくれましたし、自分自身に期待してます」

―複数の位置でプレーが可能だが、自身の希望のポジションは?
「左サイドが好きです。ですが基本的にプレー出来ればどこでも問題はありません」

―リバプールからもオファーがありました。(ホッフェンハイムの)バベル監督からどのように話をされたのか?
「ホッフェンハイムには本当に早い段階から声をかけて頂きましたし、話し合いの中で監督からの期待を感じました。自分のスタイルを気に入ってくれてましたし、左サイドでのプレーを考えてるということだったので、ホッフェンハイムに決めました」

―ホッフェンハイムでの目標は?
「チームの目標であるEL出場権の獲得に貢献したいと思ってます。先発の座を勝ち取りたいと思ってますし、そうしないといけない」

―ロンドン五輪とホッフェンハイムでの活躍が、A代表へのステップになると考えているか?
「そうなればいいなと思っています。でも、まず一番大切なことはホッフェンハイムで良いシーズンを過ごすこと。その先に2014年W杯を目標にできればと思う」

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