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ファーガソンは大型補強続けるPSGをけん制「UEFAに影響力を行使してもらいたい」

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 ルーカス争奪戦に敗れたマンチェスター・Uのアレックス・ファーガソン監督がPSGのやり方に一石を投じた。バルセロナとの親善試合後の会見で同監督は「19歳の選手に4500万ポンド(約55億円)を支払うとは馬鹿げている。UEFAには何らかの影響力を行使してもらいたい」と憤慨。お金に糸目をつけず大型補強を続けるやり方をけん制した。

「PSGはクラブの名を売る為に、先月ミランからDFチアゴ・シウバとFWズラタン・イブラヒモビッチを獲得したばかり。彼らは先月だけで1億5000万ポンド(約184億円)は投じたはず。こうした動きを阻止できるのはUEFAだけだ。チャンピオンズリーグ出場資格は国内リーグ優勝、あるいは2位に入れば確定するものではなく、最終的にはUEFAの承認が必要だ。そうした部分でUEFAには何らかの影響力を行使してもらいたい」

 負け惜しみともとられかねない発言だが、マンUですら警戒するPSGの勢い。欧州サッカー界を揺るがす脅威となっていることは確かだ。

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