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ラジコンカメラで非公開練習を撮影…オランダメディアの過熱報道に指揮官苦言

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 2014年ブラジルW杯へ向けた欧州予選が7日、各地で開幕する。EURO2012は期待されながらグループリーグ3戦全敗で敗退し、ベルト・ファン・マルバイク監督が辞任したオランダは、ルイス・ファン・ハール新監督を迎え、再起を図っている。

 新監督初戦となった先月15日に行われたベルギーとの親善試合でもオランダは2-4で完敗した。このことで一段と関心が高まっている。オランダメディアも連日オランダ代表の動向を報道。だが『uefa.com』によると、メディアの過熱ぶりが思わぬ事態を呼んでいる。

 5日にオランダ代表は非公開練習を行った。だが一部オランダメディアがラジコンカメラを飛ばし、練習風景の撮影を試みたのだという。このことに対して練習後、ファン・ハール監督は「私たちは非公開練習をしたかったが、あのカメラはメンバーを明らかにしようとした。新聞紙上で発表するためだろうが、ひいてはトルコ代表監督にも伝わることになる」と苦言を呈している。

 ただファン・ハール監督は目前に迫った決戦を気遣ってか、平静を装っている。

「このことに対処する必要はあるが、私たちは影響されてはいけない。バルセロナで監督をしていたときは、近くのアパートから練習を撮影されていた。起きてはいけないことだが、気にすることでもない」

 グループDに属すオランダは7日にホームでトルコと対戦する。

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