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岡崎、酒井高先発のシュツットガルト、2点差追いつくも開幕4戦未勝利

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 ブンデスリーガは23日、第4節3日目を行い、FW岡崎慎司とDF酒井高徳の所属するシュツットガルトは敵地でブレーメンと対戦し、2-2で引き分けた。酒井は右SBで公式戦3試合連続の先発フル出場。岡崎も公式戦3試合ぶりに先発し、後半36分までプレーしたが、決定機に決め切れず、無得点に終わった。

 4-2-3-1の右サイドハーフで先発した岡崎はMFハルニク、MFトルンとポジションを入れ替えながら流動的に2列目から仕掛けた。0-1で迎えた前半33分には中盤のセカンドボールを拾った酒井が右サイドに展開。MFゲントナーのクロスに岡崎が飛び込むと、フリーでヘディングシュートを放つが、わずかにゴール右へ。決定的な場面で枠を捉えられず、直後の前半34分にカウンターから2失点目を喫した。

 0-2で折り返した後半開始からトルンに代えてMFトラオレを投入したシュツットガルトはトラオレが左サイドで起点となり、チャンスをつくる。後半5分にはトラオレの左クロスにハルニクが頭で合わせ、追撃弾。1-2と1点差に追い上げた。

 流れを引き寄せ、同点ゴールへ勢い付くシュツットガルトは後半11分、FWカカウのスルーパスに反応したハルニクがPA内右に抜け出し、マイナスのクロス。岡崎が飛び込むが、DFが一歩早くクリアした。同15分にはトラオレの左クロスを岡崎が得意のダイビングヘッドで捉えたが、ゴール右へ。あと一歩のところで2点目が遠かった。

 シュツットガルトは後半36分に2人を同時交代。岡崎とDFボカを下げ、DFニーダーマイヤーとDFモリナーロをピッチに送り込んだ。長身のニーダーマイヤーを前線に投入し、パワープレーに出ると、その直後のCKだった。トラオレの左CKに競り合ったニーダーマイヤーがこぼれ球を左足でシュート。これをゴール前のカカウが右足で角度を変え、ゴールへ流し込んだ。

 土壇場で2-2の同点に追いついたシュツットガルトだが、後半43分にハルニクが2枚目の警告を受け、退場。最後は10人となり、逆転まで持ち込むことはできなかった。これで公式戦3試合連続のドロー。リーグ戦は開幕から2分2敗となり、いまだ初勝利を挙げられずにいる。


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