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メッシが記録更新の12戦連発も…バルセロナは敵地でバレンシアとドロー

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 リーガ・エスパニョーラは3日、第22節を行い、首位バルセロナは敵地でバレンシアと対戦し、1-1で引き分けた。0-1の前半39分、FWメッシがリーガ記録を更新する12戦連発ゴールを記録したが、勝ち越すことはできず。今季2度目の引き分けとなった。

 先制したのはホームのバレンシアだった。前半33分、FWソルダードの右クロスのこぼれ球をMFバネガが右足で蹴り込み、先制点を奪う。しかし、バルセロナも同39分、メッシからの縦パスを受けたFWペドロがPA内で倒され、PKを獲得。これをメッシが落ち着いて決め、1-1の同点に追いついた。

 前節のオサスナ戦(5-1)で4ゴールを挙げ、リーガ記録となる11試合連続ゴールとなったメッシが記録を更新する12戦連発の今季34点目。試合を振り出しに戻すと、後半も互いに攻め合う激しい展開となった。後半10分、メッシのスルーパスに抜け出したMFセスクのシュートはゴール左へ。同32分にはDFダニエウ・アウベスの右クロスから途中出場のFWダビド・ビジャが狙ったが、枠を捉え切れなかった。

 シュート数ではバルセロナを上回っていたバレンシアだが、こちらも2点目を奪えなかった。後半44分には高い位置でDFシソコがボールをカット。そのままシュートまで持ち込み、GKが弾いたところにソルダードが詰めたが、再びGKビクトル・バルデスが体を張って防いだ。決定的な場面だったが、互いに最後まで勝ち越しゴールを決めることはできず、そのまま1-1で引き分けた。

 バルセロナは今季初黒星を喫した1月19日のソシエダ戦(1-3)以降、最近3試合で1勝1分1敗。前日2日にグラナダに敗れた3位レアル・マドリーとの勝ち点差は「16」に広がったが、ミッドウィークに行われたコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)準決勝第1戦のクラシコの影響か、直後のリーグ戦でレアルに続いてバルセロナも勝利を逃す結果となった。


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