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サウサンプトンの連勝は3でストップも、ウェストハムとドローで5戦無敗

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 プレミア・リーグは13日に第33節を行い、日本代表DF吉田麻也の所属するサウサンプトンは、ホームでウェストハムと対戦した。今季初の3連勝中のサウサンプトンは、前半から押し気味に試合を進める。後半14分に先制したサウサンプトンだったが、7分後にはFWアンディ・キャロルのゴールで追いつかれてしまう。このまま試合は1-1で終了。サウサンプトンの連勝は3で止まったが、5試合連続無敗になっている。吉田は29試合連続フル出場を果たしている。

 雨が降る中で行われた勝ち点37で並ぶ両チームの一戦は、互いに譲らない。前半37分には右サイドのセットプレーから、ファーサイドでボールを受けたFWリッキー・ランバートがシュートに持ち込んだが、GKユッシ・ヤースケライネンがゴールライン上でボールをかき出して、得点を与えない。前半ロスタイムにも右サイドからのクロスをランバートがヘッドで合わせたが、わずかに左に逸れて、0-0のまま前半を折り返した。

 後半も一進一退の攻防が続く。後半10分にはウェストハムが右サイドからクロスを入れる。ハイボールをゴール前でクリアーをしようとした吉田だったが、ヘディングに失敗する。流れたボールをFWアンディ・キャロルがシュートしたが、ボールは右に逸れて行った。

 ピンチを凌いだサウサンプトンは、後半14分に先制する。GKアルトゥル・ボルツのキックをウェストハムのDFがヘッドでクリアーする。これを回収したFWガストン・ラミレスがドリブルからシュート。体を張って守ろうとしたDFにブロックされたが、ボールは再びラミレスの前に転がる。これを拾ったラミレスが、GKヤースケライネンとの1対1を確実に決めて、サウサンプトンが先制した。

 しかし、サウサンプトンはこのリードを守ることができなかった。後半21分、ウェストハムにFKを与えると、MFガリー・オニールが軽く転がしたボールを、キャロルが左足でシュートする。これが壁の隙間を縫ってゴールに決まり、1-1と試合は振り出しに戻った。

 後半27分、サウサンプトンは3試合連続ゴール中のFWジェイ・ロドリゲスを送り出す。攻撃を活性したロドリゲスだったが、追加点を挙げることはできずに1-1でタイムアップ。今シーズン、プレミアに昇格を果たした両チームは、勝ち点1を分け合っている。

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