DNCG(フランスフットボールリーグ経営監視委員会)がル・マンに対し、CFA(フランスアマチュア選手権=4部相当)への降格処分を言い渡した。ただル・マンはこの決定を不服とし、控訴する方針を発表している。

　ル・マンはかつては元日本代表MF松井大輔も所属したフランスの名門クラブだが、2005年に建設した新スタジアムの影響もあり、財政難に苦しんでいる。さらに成績も低迷し、12-13シーズンは2部リーグで18位。来季の3部リーグへの降格が決定していた。

　破産の危機にあるとされる同クラブだが、フランス紙『レキップ』によると、現在クラブは、1440万ユーロ(約18億5000万円)の負債を抱えているのだという。