パリSG(PSG)のブラジル代表DFチアゴ・シウバがバルセロナへの移籍を希望しているようだ。PSGのナセル・アル・ケライフィ会長はチアゴ・シウバを売りに出さないと明言しているが、今夏に電撃移籍する可能性は残っている。

　スペインのマルカ紙によると、チアゴ・シウバはコンフェデレーションズ杯でブラジル代表のチームメイトだったバルセロナDFダニエウ・アウベスに対し、「バルセロナに行きたい」と打ち明けたという。

　チアゴ・シウバは2017年までPSGとの契約を残しているが、バルセロナのティト・ビラノバ監督が獲得を熱望しており、同クラブのスポークスマンであるトニ・フレイシャ氏は「ビラノバが求めるものすべてを与える準備がある」と明言。移籍金3200万ユーロ(約41億円)を準備しているとの報道もある。

　また、PSGのカルロ・アンチェロッティ監督が今オフにレアル・マドリーの監督に就任したこともチアゴ・シウバの気持ちを移籍に傾かせているという。マルカ紙はPSGがチアゴ・シウバが抜けた際の後釜としてチェルシーのブラジル代表DFダビド・ルイスの獲得に動いているとも報じている。

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