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カタールW杯冬季開催案にプレミアリーグは反発

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2022年大会の日程が問題に

 FIFAは2022年のカタール・ワールドカップ(W杯)を冬季に開催する可能性を検討しているが、イングランド・プレミアリーグはこれに反対する立場を明確にしている。

 FIFAのゼップ・ブラッター会長は17日、2022年大会を通常のW杯と同じ夏季ではなく冬季に開催することをFIFA理事会に提案すると明言。10月にチューリッヒで行われる理事会で議題に挙げられる見通しとなっている。

 夏季には気温50度にも達するというカタールの酷暑がその理由で、ブラッター会長は「意志があるところには道がある」と日程の調整に自信を見せた。

 これに対し、過去にもW杯冬季開催の案に反発してきたプレミアリーグは改めて反対意見を表明。リーグのスポークスマンのコメントをイギリス複数メディアが伝えている。

「プレミアリーグの立場は変わらない。W杯を冬に開催するという案は、欧州の国内サッカーにとって実行可能なものでもなければ望ましいものでもない」

 年末年始にもリーグ戦を行うことで知られるプレミアリーグは、W杯が冬季開催となれば日程面で最も大きな影響を受ける主要リーグとなる可能性もある。
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