beacon

ドイツはカタールW杯の冬季開催に好意的

このエントリーをはてなブックマークに追加

ルンメニゲ氏らが賛成意見

 プレミアリーグとは対照的に、ドイツは2022年カタール・ワールドカップ(W杯)の冬季開催に好意的なようだ。

 FIFAのゼップ・ブラッター会長は17日、カタール大会を通常の夏季ではなく冬季に開催することを提議する意志を表明。夏季のカタールの酷暑を理由に、2022年大会の冬季開催に向けて本格的に動きを強めようとしている。

 イングランド・プレミアリーグは以前からW杯の冬季開催に反対し、今回も改めて異論を表明しているが、ドイツでの意見は異なっている様子だ。バイエルン・ミュンヘンCEOで、ECA(欧州クラブ協会)会長も務めるカール=ハインツ・ルンメニゲ氏のコメントをドイツ複数メディアが伝えた。

「何も疑いはない。FIFAが2022年W杯の冬季開催に合意するなら良いことだ。夏季の大会は実行不可能だ」

「もちろん、各国の合意を得ることは必要だ。その年の国内リーグのスケジュールに関して、各協会やリーグ、クラブとの間で調整しなければならない」

 ブンデスリーガを運営するDFL(ドイツサッカーリーグ)もW杯の冬季開催に賛成し、アンドレアス・レティッヒ取締役が次のようにコメントしている。

「リーグはカタールW杯の冬季開催を歓迎するだろう。どうなったとしても、リーグ日程を調整できるようにしたい。だが具体的には、2019年から22年の時期のFIFAのカレンダーが決定してからのことだ」

 年末年始に通常以上の過密日程で試合を行うプレミアリーグとは対照的に、冬季には十分なリーグ中断期間を設けているドイツ。それぞれの立場は異なるということなのだろう。
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP