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メッシ負傷交代のバルサ、ネイマール同点ヘッドでスーパー杯第1戦はドロー

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[8.21 スペインスーパー杯第1戦 A・マドリー1-1バルセロナ]

 スペインスーパー杯は21日、第1戦を行い、昨季リーグ王者のバルセロナは敵地でコパ・デル・レイ覇者のアトレティコ・マドリーと1-1で引き分けた。ホームのアトレティコは前半12分、昨季までバルセロナに所属していたFWダビド・ビジャが古巣相手に先制点。バルセロナはハーフタイムにFWリオネル・メッシが負傷交代するアクシデントに見舞われたが、途中出場のFWネイマールが同点ゴールを決め、引き分けに持ち込んだ。第2戦は28日にバルセロナのホームで行われる。

 先制したのはアトレティコだった。前半12分、自陣でメッシからボールを奪い、一気にカウンターを仕掛ける。MFアルダ・トゥランがビジャとワンツーの形で左サイドのオープンスペースを駆け上がり、ゴール前にクロス。ここに走り込んだビジャが右足ダイレクトボレーでゴール右隅に突き刺した。ダイレクトパスが何本もつながる鮮やかなカウンター。ビジャの移籍後公式戦初ゴールは古巣相手の貴重な先制点となった。

 リズムに乗れないバルセロナはメッシが左太腿の筋肉を痛め、ハーフタイムにMFセスク・ファブレガスと交代するアクシデント。後半14分にはFWペドロ・ロドリゲスに代えてネイマールを投入した。チームの苦境を救ったのが、このネイマールだった。後半21分、DFダニエウ・アウベスがMFシャビ・エルナンデスとのワンツーから右クロス。ファーサイドから走り込んだネイマールがヘディングで合わせ、ゴールネットを揺らした。

 リーグ開幕戦に続いてベンチスタートとなったブラジル代表FWのバルサ公式戦初ゴールは、まさかのヘディング弾。1-1の引き分けに持ち込む貴重な一撃で、ホームでの第2戦につなげた。


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