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メッシPK失敗も…バルサがスーパー杯制し今季初タイトル獲得

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[8.28 スペインスーパー杯第2戦 バルセロナ0-0A・マドリー]

 スペインスーパー杯は28日、第2戦を行い、昨季リーグ王者のバルセロナはホームでコパ・デル・レイ覇者のアトレティコ・マドリーと対戦し、0-0で引き分けた。2試合合計1-1となり、アウェーゴールの差でバルセロナが今季初タイトルを獲得。バルセロナは2シーズンぶり11回目のスペインスーパー杯制覇で、ヘラルド・マルティーノ監督にとっても初タイトルとなった。

 FWリオネル・メッシが公式戦2試合ぶりに先発復帰したバルセロナはFWネイマールも移籍後公式戦初先発。アルゼンチン代表とブラジル代表の両エースが初めてそろって先発した。ボール支配率はバルセロナの78%に対し、アトレティコは22%。ポゼッションでは圧倒的にホームのバルセロナが上回ったが、決定機の数ではそれほど差が出なかった。

 バルセロナは前半8分、MFセルヒオ・ブスケツのスルーパスにメッシが反応するが、左足のシュートはミートし切れず、GKが抑える。アトレティコは同42分、MFアルダ・トゥランがワンツーから決定機を迎えるが、シュートはGKビクトル・バルデスのビッグセーブに阻まれた。

 後半11分にもアトレティコはFWダビド・ビジャが強烈な右足ミドルを放つが、ここもバルデスが鋭い反応で弾く。昨季までバルセロナに所属していたビジャ。古巣相手に2戦連発とはならなかった。

 なかなか決定機をつくれないバルセロナ。後半22分、DFダニエウ・アウベスの右クロスをファーサイドのネイマールが左足ダイレクトで折り返すが、味方には合わない。その直後にはメッシがネイマールとのワンツーでPA内に走り込むが、DFが間一髪のところでクリアした。

 後半36分にはアトレティコのDFフィリペ・ルイスが一発退場。数的優位に立ったバルセロナは同43分、FWペドロ・ロドリゲスがPA内でDFミランダに倒され、PKを獲得するが、メッシのキックはクロスバーを直撃した。絶好機を逃し、ホームでの第2戦を0-0のスコアレスドローで終えたバルセロナ。スペインスーパー杯は2試合連続のドローとなったが、第1戦で奪ったアウェーゴールにより、今季初のタイトルを手にした。


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