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D・アウベス、アビダルへの肝臓提供を認める

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「生命が懸かっているならサッカーは二の次」

 バルセロナDFダニエウ・アウベスが、ブラジルメディアで、元チームメートのモナコDFエリック・アビダルに肝臓の提供を申し出たことを認めた。

 肝移植手術を経て、ピッチに戻ってきたアビダルは、手術の前に親友のD・アウベスから肝臓提供の申し出があったと明かしている。D・アウベスはブラジル『ランス』で、次のように語った。

「僕が願っていたのは、彼を助けることだけだった。エリックに対する敬意、彼の家族に対する愛情からね。生命が懸かっていれば、サッカーは二の次だよ」

「もちろん、リスクはあった。ドナーになったらサッカーを離れなければいけなかったかどうかは、確実じゃなかった。リスクはあったけどね。ただ、さっき言ったように、生命が懸かっていれば、サッカーは二の次だ」

 D・アウベスは、仮にアビダルに肝臓を提供してサッカーを続けられなくなっていたとしても、ほかに道はあったはずだと話している。

「神様は僕にサッカーなしでも生きていくだけの力と知性を与えてくれた。彼の命を救うために、それ(肝臓提供)をしていたとしたら、神様は別の扉を開けてくれていたはずだ」

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