スペイン代表入りにも期待

　アヤックスでマーケティング・ディレクターを務めるエドウィン・ファン・デル・サール氏は、古巣マンチェスター・ユナイテッドのGKダビド・デ・ヘアが昨季のチーム優勝に大きく貢献したと強調している。

　ファン・デル・サール氏の後釜として、2011年にアトレティコ・マドリーからユナイテッドに移籍したデ・ヘア。加入当初は不安定なプレーを見せ、プレミアリーグへの適応に苦しんだが、以降は守護神として活躍している。今季もここまでのリーグ戦で全試合に出場。5日に行われたプレミアリーグ第7節のサンダーランド戦でも、好セーブでチームを勝利に導いた。

　ファン・デル・サール氏は成長を遂げたデ・ヘアをたたえており、スペイン代表入りにも期待している。同氏のコメントをイギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。

「信じられないよ。彼は若くして違うリーグからやって来たんだ。ここに来たときは、20歳だった。スペインから来て、言葉も話せなかった。そして、食べ物も、戦術も、練習方法も違ったんだ。CKとFK、ボックス内へのボールは、スペインリーグとは異なる。加入してすぐは、トラブルがあったかもしれないが、それは普通のことだったよ」

「1月以降の彼は、ユナイテッドにとって本当に有益だったと思う。それが2、3あるユナイテッドが優勝した理由の中の一つだね。彼のフィジカルは良くなっている。コーチたちと一緒に、彼は本当に良い仕事をした。それが向上するための方法なんだ。彼は若いけど、すでに経験を積んでいる。代表チームでもチャンスをつかめるといいね」

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