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ルーニー、ポジション外でのプレーに不満だった

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「FWとしてプレーする権利があると感じた」

 夏に去就が騒がれたマンチェスター・ユナイテッドのFWウェイン・ルーニーが、昨季の後半はポジションへの不満を抱えていたことを明かした。
 
 昨季、チームを率いていたサー・アレックス・ファーガソン前監督は、FWロビン・ファン・ペルシを前線に起用。ルーニーはその後ろや、完全に中盤のポジションで使われることもあった。そのことへのフラストレーションがあったようだ。ルーニーのコメントをイギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。

「他のポジションでプレーすることは、以前は問題としていなかったけど、僕はFWだ。そして、僕には自分のポジションでプレーする権利があると感じた。だけど、そうはならなかった。当然、少し失望したよね。だから、プレーした試合の何試合かでそれが影響してしまったかもしれない。なぜなら、昨季は僕のベストシーズンではなかったからね」

「僕がどこでプレーしたいか、クラブの全員が知っている。もっと年を重ねれば、中盤でプレーするかもしれない。でも、僕はあの位置でプレーしたくなかったんだ。終了10分前に守備に戻ることを求められても投げ出す、と言っているんじゃない。でも、自分のキャリアのために、少し自分勝手になるべきポイントに来たんだ」

 だがルーニーは、現状には満足しているようだ。新指揮官を務めるデイビッド・モイーズ監督との確執が懸念された同選手だが、次のように話している。

「はっきり見ることができると思う。僕が自分のサッカーに満足し、プレーしていることをね。モイーズが来て、彼は僕をFWで起用してくれるんだ。僕はそれを楽しんでいる」

 夏に去就が取りざたされ、チェルシーやアーセナルへの移籍が注目されていたルーニーだが、本人は落ち着いていたと強調している。一方で、2015年までの契約を結ぶユナイテッドに今後も残るかどうか、今後についての明言は避けた。

「正直、この夏もずっと落ち着いていた。外から見たらそうじゃないように見えることは分かっている。でも、本当にそうだったんだ。クラブの人と話して、自分たちがどうするかを分かっていた」

「妻が新しい子を産んで、僕は本当に幸せだった。残留したかったとか、移籍したかったとか、言うつもりはないよ。ただサッカーに集中したいんだ。そのあとで、これからどうなるか見守ろうじゃないか」


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