買い取りOPつきレンタル移籍が決定か

　イタリアメディアによると、バレンシアDFアディル・ラミのミラン移籍がますます実現に近づいているようだ。今週末にメディカルチェックを受けるという。

　ラミは先日、スペインメディアの取材でミロスラヴ・ジュキッチ監督やチームメートを批判。発言を問題視したクラブから、1週間の職務停止と給与減額処分を科された。バレンシアは処分が明けてからもラミをチームに合流させることに難色を示していると言われる。

　そこで獲得に動いたのが、ラミをリールで指導したルディ・ガルシア監督が率いるローマや、守備強化が課題とされているミランだ。中でもミランが争奪戦をリードしていると言われ、すでにバレンシアとは合意したとも報じられている。

　『スカイ・スポーツ』や『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などによると、ラミは11日にミラノ入りし、12日にメディカルチェックを受けるとのこと。ただし、ラミを起用できるのは1月になってからだ。

　ミランとバレンシアは買い取りオプションつきのレンタル移籍で合意していると見られる。イタリアメディアは、レンタル料が40万ユーロ、買い取り金額が600万ユーロと報じている。