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FAがモウリーニョを処分 「不適切な振る舞い」で

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指揮官は不満をうかがわせる

 イングランドサッカー協会(FA)は21日、チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督に処分を科すことを明らかにした。同監督は19日のカーディフ・シティ戦で退席処分となっていた。

 モウリーニョ監督はカーディフ戦の後半、主審から退席を命じられた。アシスタントコーチのスティーブ・ホランド氏は試合後、カーディフの時間稼ぎに主審が対応しなかったことに異議を申し立て、退席となったと明かしている。

 FAは21日の声明で、「不適切な振る舞い」により、モウリーニョ監督に処分を下すと発表した。異議がある場合は、24日18時(現地時間)まで受けつけるとされている。

 退席後、スタンドのサポーターの隣で試合を観戦したことも話題となったモウリーニョ監督は、21日に行われたチャンピオンズリーグ・シャルケ戦を前にした会見で、退席処分について次のように振り返っている。『BBC』などイギリスメディアが伝えた。

「どうして審判が私に私の仕事をさせないのかが分からない。ファンと一緒だったこと? 楽しくないよ。フラストレーションだった。選手たちとコミュニケーションを取りたいのに、それができなかったのだからね」

 カーディフ戦では相手GKが弾ませたボールをFWサミュエル・エトーがカットし、ここからMFエデン・アザールの同点弾が生まれたことも話題となった。FIFAのルールではエトーのプレーがファウルではないかと指摘されたモウリーニョ監督は、次のように返している。

「私がチケット代を払っていたら、ボールが外に出るたび、プレーが止まるたびに、彼らが平均で21.5秒も時間をかけていたことを心配していただろう。お金の無駄だよ。合わせれば、90分間の試合のチケット代を払っているのに、見られるのは55分か60分だ。これはルールを破っている」

「(エトーのプレーは)インテリジェントだった。今、FIFAがファウルだと言うなら、ファウルだろう。だが、私はサミュエルがうまくやったと思う。審判が間違ったのかもしれない。私の意見では、何年もああだったのから、認められるべきだ。GKとのコンタクトはなかった。GKはボールを6秒持てるが、彼らは30秒近く持っていた。それはルールを破っている」
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