beacon

ファーガソン氏自伝での非難にキーン氏が反発

このエントリーをはてなブックマークに追加

ユナイテッド前監督、元主将と衝突

 マンチェスター・ユナイテッド前監督のアレックス・ファーガソン氏は、元ユナイテッドMFロイ・キーン氏について批判的な形で振り返っており、キーン氏の側でもこれに反論している。かつての師弟の関係は、完全に悪化しきっているようだ。

 ファーガソン氏は24日に発売する自伝の中で、ユナイテッドで指導してきた数多くの選手たちについて言及している。同クラブで1993年から2005年までプレーし、97年から主将も務めたキーン氏に対しては、批判的な言葉も向けられた。

 ファーガソン氏は自伝の中で、キーン氏が「想像し得る限り最も凶暴な舌を持っている。世界で最も自信満々な者を、数秒でへこませることができる」と口の悪さを非難。また自伝の出版会見では、キーン氏がユナイテッド退団直前にクラブ公式チャンネルの『MUTV』によるインタビューでチームメートたちを厳しく批判したが、放送できなかったことについても述べている。

 これに対してキーン氏は、『ITVスポーツ』で次のように返答した。

「問題ない。私は落ち着いているよ。クラブにいた頃に監督と対話をして、『誠実さ』についての話をした覚えがあるが、私の意見としては、彼がその言葉の意味を知っているとは思えない」

「私は彼に何を言われてもさほど気にならないが、クラブで彼に多くの成功をもたらした選手たちを常に批判し続けるのは、非常に奇妙なことに思える。だが、そのことを気に病むわけではない。ただ、監督にそれをする必要があるとは思えないだけだ」
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP