beacon

ファーガソン監督「優勝を確信した日? 8月17日かな?」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 今シーズン限りでマンチェスター・ユナイテッドの監督を退くアレックス・ファーガソン監督。20日にはイングランドリーグ監督協会(LMA)が選出する年間最優秀監督賞を受賞した。

 この授賞式に出席したファーガソン監督は「すべてが終わって、ホッとしているよ。大変な仕事だからね」と、26年に渡ったユナイテッドでの日々を振り返り、安堵の表情を見せた。そして、記者から「今シーズンの優勝を確信したのは、いつだった?」という質問をされると「あれは、8月17日だったかな?」と笑顔で答えた。

 もちろん、まだシーズンは始まっていない。この日はユナイテッドがFWロビン・ファン・ペルシーと契約を結んだ日だった。冗談を飛ばしたサー・アレックスだったが、今季のチームがタイトル獲得することは、やはり確信していたようだ。昨季の最終節で優勝を逃したことが大きな反発のエネルギーを生んだことを強調した。

「選手たちは本当に集中していたからね。(勝因は)不運に対する失望、成功に向けた最善の秘訣だ。マンチェスター・シティに優勝をさらわれた直後のロッカールームを見ていたら、とても良い印象を持っていただろう。私たちは王者だった。たった10秒ほどね。チームにはスタイルが浸透していたし、経験も、状況に応じた解決策もあった。(今季は)大きなチャンスがあると思っていたよ」

 これまでも多くの言葉で楽しませてくれたファーガソン監督。ピッチ内はもちろん、来季はピッチ外でも彼の不在を寂しく思うことになりそうだ。

▼関連リンク
プレミアリーグ2012-13特集ページ

TOP