トッテナムは10日、イングランド代表FWジャーメイン・デフォーがアメリカ・MLSのトロントFCへ移籍すると発表した。MLSは現在シーズンオフのため、2月28日付での移籍となり、それまではトッテナムでプレーを続ける。

　ウェストハムでキャリアをスタートさせたデフォーは04年にトッテナムに加入。08年1月にポーツマスへ移籍したが、翌09年に復帰した。在籍した9年間で公式戦362試合に出場し、142ゴールを記録している。

　デフォーはクラブを通じて「このクラブが僕にとってどれほどの意味を持っているのかはだれもが知っている。このクラブでの最後の一蹴りまで、チームとファンのために必死で戦っていくつもりだ。ここで素晴らしい時間を過ごすことができたし、ファンはいつも素晴らしい接し方をしてくれた」とコメントしている。

　なお、デフォー移籍発表と同時に、トッテナムはトロントFCのオーナー企業であるメイプルリーフ・スポーツ&エンターテインメント(MLSE)社と4年間の広告契約を結んだことも発表。今夏のプレシーズンツアーでトロントFCと親善試合を行うことも決定した。

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