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ベンゲル:「シティにももろい部分はある」

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首位奪回に自信

 アーセナルのアーセン・ベンゲル監督は、アーセナルからプレミアリーグ首位の座を奪ったマンチェスター・シティの強さを認めつつ、シティも決して無敵ではないと主張している。

 今季序盤からプレミアリーグの首位争いをリードしてきたアーセナルだが、前節サウサンプトン戦に引き分けたことで二度目の首位陥落。開幕戦以来の首位に立ったシティはリーグ8連勝と絶好調で、3日のチェルシー戦にも勝つようであればこのまま首位を走り続けるのではないかとの予測もある。

 だがベンゲル監督は、シティの優位を認めながらも、逆転はまだ可能だと考えている。イギリス複数メディアが指揮官のコメントを伝えた。

「シティは今最も勢いのあるチームだ。誰もが一定の結論に達するだろう。私も彼らの力やクオリティーは否定しない。素晴らしい選手たちがいるのも確かだ。だが、アウェーで4敗していることも忘れてはならない。彼らにもある程度のもろさはあるということだ」

「日程的には、我々より彼らの方が難しい試合がある。今の時点でシティが優勝候補であることには同意するが、彼らの前に出ることができれば我々の得られる栄誉はさらに大きなものだということになる。そうなれば本当に素晴らしいことだし、私は可能だと思っている」

 アーセナルも強豪チームとの対戦を残す中で、ホームでの戦いが特に重要な鍵を握るとヴェンゲル監督は主張する。

「ホームでのユナイテッド戦やシティ戦、アウェーでのチェルシー戦、リヴァプール戦、トッテナム戦がある。だが我々のアウェーの記録は非常に優れたものだ。アウェーでうまくやれることは分かっている。12月以来、(本拠地)エミレーツでの戦いが我々のシーズンを決めると選手たちに言ってきた。今年はこれまで以上に観客が我々の味方をしてくれるし、彼らははるかに我慢強くなっている」

「選手たちが(負傷から)戻ってくれば層も厚くなる。(アーロン・)ラムジーも(ジャック・)ウィルシャーもいないこの時期を乗り越えて、彼らが元気になって戻ってきてくれれば、シーズン終盤に向けて大きな後押しになる」


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