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ラツィオ会長:「50本は脅迫電話を受けている」

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エルナネス放出は正しかったと主張

 ラツィオのクラウディオ・ロティート会長が、毎日のように脅迫電話を受けていることを明らかにした。また、同会長はMFエルナネスをインテルへ放出したことはクラブのためだと話している。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えた。

 3日のリーグ会議に出席したロティート会長は会見で、暴力に屈しないために「イタリアサッカーのシステム」を変えなければいけないと主張。毎日、罵倒や脅迫の電話が少なくとも50本かかっていると明かした上で、次のように述べている。

「私はボディーガードをつけて生活している。君らメディアは、愚かなことを記事にするのは、暴力をそそのかすことになると理解すべきだ。我々はこのシステムを変えたいのだろうか? セリエAに18チーム、Bに18チーム、C(3部)に40チームとすべきだ。そうじゃなければ、モウリソースがない。それに、暴力的なサポーターの仕事とはなんだ? 我々は健全なサポーターを守りたい」

 エルナネスの放出については、このように話している。

「選手はすでにインテルと合意し、出ていくつもりだった。ラツィオには計画があり、それを進めるつもりだ。弱体化せずに若返りする計画がね。勝つためにはより多くの金を使い、より多くの給料をもらっている選手がより優れた選手で、そういう選手たちが勝利をもたらす…我々はそういう考え方じゃない」

「エルナネスの移籍はチームを弱くするものではない。夏に売却をせずに2800万ユーロを投じたチームだ。我々は(ブライアン・)ペレアや(バルデ・)ケイタといった選手たちを見出した。ラツィオのユースチームはイタリア王者で、今も首位だ。エルナネスのことはどうすべきだったと言うんだ? 不満を抱えたまま6月まで残すべきだったのか?」
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