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C・ロナウドは3試合の出場停止、チームメイトは「フェアじゃない」

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 レアル・マドリーFWクリスティアーノ・ロナウドが3試合の出場停止処分を受けることになった。スペインサッカー連盟の規律委員会が処分を発表した。2日に行われたビルバオ戦でのレッドカードによる1試合出場停止に加え、退場する際に見せた相手の顔をはたくようなジェスチャーに対し、2試合の出場停止処分が下された。

 問題となったシーンは、ビルバオ戦の1-1で迎えた後半30分だった。ゴール前のポジション取りのあと、C・ロナウドがMFカルロス・グルペギの顔面を手で軽くはたくような素振りを見せ、グルペギが転倒。MFアンデル・イトゥラスペがC・ロナウドに詰め寄り、小競り合いに発展した。主審はイトゥラスペにイエローカード、C・ロナウドにはレッドカードを提示していた。

 今回の処分はリーガのみに適用されるため、C・ロナウドはコパ・デル・レイには出場可能。5日に行われたアトレティコ戦にも先発した。
 
 この日の試合後、チームメイトは揃ってC・ロナウドを擁護。MFルカ・モドリッチは「悪いことはしていないんだからフェアじゃない。かと言って僕らは何もできないけど。クリスティアーノがいない時は、ほかのみんなが少しずつより多くの力を出さないと。彼はとても大事な選手なんだからね」とコメント。

 DFセルヒオ・ラモスは「選手をいつもゴールだけで判断するべきじゃない。今日彼は良い仕事をした。クラブは出場停止期間の軽減を求める申請をし、それが考慮されることを期待している。これについての僕らの意見はロッカールームから出ることはない。委員会や審判について何かを言うのは適当なことじゃない。どういった結論が出るのかを待ち、それがレアル・マドリードにとって良いものであることを期待している」と冷静に話した。
 

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