[2.9 ベルギーリーグ第25節 スタンダール・リエージュ2-0ズルテ・ワレヘム]

　ベルギーリーグは9日、第25節2日目を行い、日本代表GK川島永嗣の所属するスタンダール・リエージュはホームでズルテ・ワレヘムと対戦し、2-0で勝利した。川島は11試合連続のフル出場。安定したセービングを見せ、4試合連続完封&5連勝に大きく貢献した。

　前半は両チーム、ラストパスの精度を欠き、なかなかシュートまで持ち込むことができなかった。スタンダールは前半22分、FWイモー・エゼキエルの強引な中央突破からFKを獲得。これをDFローラン・シマンが右足で直接狙ったがGKが弾き、MFウィリアム・バンケールのシュートもGKにキャッチされ、チャンスを逃した。

　それでも後半25分、FWミッキー・バチュアイーがゴール正面で倒され、FKを獲得すると、MFポール・ジョゼ・ムポクがゴール右隅に直接決め、先制点。同34分には、セットプレーのこぼれ球からカウンターを仕掛け、最後はディフェンダーのファン・ダンメが左足でGKの股下を抜き、2-0と突き放した。

　後半38分には川島がビックセーブ。FKから至近距離でヘディングシュートを打たれたが、左手一本でゴール上に弾き出し、失点を免れた。試合はこのまま2-0で終了し、首位スタンダールは2014年に入って4試合連続で失点ゼロ。リーグ戦15試合負けなし(9勝6分)とし、2位アンデルレヒトとの勝ち点差を12に広げた。

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