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ランパードの劇的FKでチェルシーが首位をキープ

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[2.22 プレミアリーグ第27節 チェルシー 1-0 エバートン]

 プレミアリーグは22日、第27節を行い、暫定首位のチェルシーはホームでエバートンと対戦した。試合は拮抗したが、後半ロスタイムにMFフランク・ランパードがゴールを決め、1-0でチェルシーが勝利している。

 立ち上がり、チャンスをつくったのはアウェーのエバートンだった。前半2分、左サイドからクロスが入ると、FWスティーブン・ネイスミスがボールを落とす。これをMFレオン・オズマンがシュートしたが、GKペトル・チェフのセーブに阻まれた。同17分にもエバートンは、FWケビン・ミララスのドリブルからチャンスをつくり、最後はミララスがシュートを打ったが、体を張ったDFガリー・ケーヒルにブロックされる。

 エバートンの攻撃に耐えたチェルシーは、前半37分、PA内で密集を抜け出したFWサミュエル・エトーが左足でフィニッシュに持ち込むが、GKティム・ハワードに防がれる。結局、前半はスコアレスで終わる。

 後半に入ると、流れは完全にチェルシーに傾く。5分にはアザールのパスを最終ラインの裏で受けたMFフランク・ランパードが左足でゴールを狙うが、シュートはGKハワードにブロックされる。同15分にもアザール、DFブラニスラフ・イバノヴィッチが波状攻撃の中からゴールを脅かすが、これもGKハワードにセーブされた。

 その後も攻めたてるチェルシーだったが、ゴールが遠い。それでも、試合終了かと思われたアディショナルタイム、チェルシーは途中出場でチームを活性化していたMFラミレスが倒されてFKを獲得。ランパードがゴール前にボールを入れると、そこに、DFジョン・テリーが飛び込む。この動きがGKハワードのプレーを制限したか、好セーブを見せていたハワードは体をボールに当てたものの、ボールはそのままゴールに吸い込まれていった。

 土壇場で挙げた1点が決勝点となり、チェルシーが1-0でエバートンを振り切り、勝ち点を60に伸ばしている。

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