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バイエルンがリーグタイ記録の15連勝、史上最速3月中にV決定も

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[3.1 ブンデスリーガ第23節 バイエルン5-1シャルケ]

 ブンデスリーガは1日、第23節2日目を行い、バイエルンはホームでDF内田篤人の所属するシャルケに5-1で快勝し、05年に打ち立てたブンデスリーガ記録に並ぶ15連勝を飾った。シャルケは26日に行われた欧州CL決勝トーナメント1回戦第1戦のレアル・マドリー戦(1-6)に続く公式戦2試合連続の大敗。内田は右太腿裏肉離れのため欠場している。

 首位を独走するバイエルンを止める術はなかった。前半3分、DFダビド・アラバの直接FKが壁に当たってコースが変わり、ゴールネットに吸い込まれるラッキーな先制点。運も味方に付ける昨季の3冠王者は前半15分にもFWマリオ・マンジュキッチのスルーパスに反応したMFアリエン・ロッベンが左足のチップキックでGKの頭上を越し、追加点を奪った。

 攻撃の手を緩めないバイエルンは前半24分、ダビド・アラバの左クロスにマンジュキッチが頭で合わせ、3-0。同28分にはロッベンが自身2点目となるゴールで突き放した。大量リードにも守備陣は集中を切らさず、前半44分のDFベネディクト・ヘーベデスのミドルシュートはGKマヌエル・ノイアーが弾き出し、4点リードで前半を折り返した。

 シャルケは後半19分、MFジェファーソン・ファルファンの右CKがDFラフィーニャのオウンゴールを誘い、1点を返すが、同31分にDFキリアコス・パパドプロスがPA内でマンジュキッチを倒してしまい、一発退場。数的不利に立たされたうえに、このプレーで与えたPKをロッベンに決められ、万事休した。

 ロッベンの今季初となるハットトリックでダメを押したバイエルンは5-1の大勝を飾り、昨季の14連勝を上回る15連勝を記録。ブンデスリーガの連勝記録は05-06シーズンにバイエルンが打ち立てた15連勝で、このリーグ記録に8シーズンぶりに並んだ格好だ。

 昨季から続くリーグ戦連続不敗記録も48試合(42勝6分)に更新した。今季は21勝2分無敗の勝ち点65となり、レバークーゼンに代わって2位に浮上したドルトムントとの勝ち点差は残り11試合で「20」。3月の残り5試合も勝ち続ければ、ブンデスリーガ史上初めて3月中に優勝が決まることになる。


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