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独紙評価:岡崎は「フィニッシュで落ち着けば…」

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2大紙では厳しい採点

 マインツFW岡崎慎司は1日のブンデスリーガ第23節レバークーゼン戦で、先発フル出場を果たした。精力的な動きで1-0の勝利に貢献したが、ドイツメディアは得点を奪えなかった同選手に厳しい採点をしている。

 FWニコライ・ミュラーが累積警告で出場停止だったマインツは、岡崎とFWエリック・マキシム・シュポ・モティンが2トップで先発。そのシュボ=モティンが37分、ヒールキックでこの試合唯一のゴールを決めている。後半はGKロリス・カリウスの好セーブにも助けられ、アウェーで大金星をあげた。

 チーム最多のシュート3本を記録した岡崎は、9分に惜しくもシュートを外し、29分の決定機も相手GKに阻まれた。ブンデスリーガ公式サイトのデータによれば、岡崎はこの試合でもスプリント数が31本とチーム最多。また、勝率は39%だったが、マインツで最も競り合った(36回)選手だった。

 だが、『ビルト』(チーム平均点2.85)の岡崎の採点は、途中出場のFWセバスティアン・ポルターとともにチーム最低タイの4。ゴールを奪ったシュポ・モティンのほか、今節のベストイレブンに選出されたカリウス、DFシュテファン・ベル、DFニコルツェ・ノベスキらがチーム最高タイの2だった。(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)

 一方、『キッカー』(チーム平均点3.1)でも、岡崎は4と低めの採点。左サイドハーフで出場したDFパク・チュホとトップ下のMFク・ジャチョルとともに最低タイだった。チーム単独最高点はノベスキの2。同選手はマン・オブ・ザ・マッチにも選ばれた。

 なお、『アルゲマイネ・ツァイトゥング』(チーム平均点2.64)は、岡崎に3と及第点をつけている。寸評では次のように伝えた。

「フィニッシュでの落ち着きが足りなかったため、今季10点目を待たされることになった。9分には良い位置からゴール上に外し、58分にはカウンターからの攻撃でボールをスタンドに送ってしまった。もしかしたら、多く走ったことで、最後のところで力尽きているのかもしれない」

 最近9試合でマインツが敗れたのは、第20節のボルフスブルク戦のみ。勝ち点を37とし、ヨーロッパリーグ出場圏内となる6位に浮上した。次節はMF細貝萌が所属するヘルタ・ベルリンをホームに迎える。

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