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セードルフ、ガッリアーニの監視下に? 運命のアウェー2連戦へ

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CEOとの会談で現状確認

 1月の就任後にチームの状況を好転させることができず、立場が危うくなっていると言われるミランクラレンス・セードルフ監督は、アドリアーノ・ガッリアーニCEOとの会談を行った。当面は指揮を執り続けることに変わりはないが、今後の2試合はやはり重要な意味を持つものとなりそうだ。

 成績不振のため解任されたマッシミリアーノ・アッレグリ前監督からチームを引き継いだセードルフ監督だが、その後も低調な戦いぶりは大きく変わらず。現在は公式戦4連敗と泥沼に陥り、状況はむしろ悪化の一途をたどっている。

 イタリア『スカイ・スポーツ』などが報じたところによれば、セードルフ監督は21日の練習終了後にクラブ事務所に赴き、ガッリアーニCEOと90分間の会談を行ったとのことだ。一部で報じられる選手たちとの不和も含め、現在のチームが抱える問題点などについての話し合いが行われたと見られる。

 23日のセリエA第29節ラツィオ戦、26日の同30節フィオレンティーナ戦のアウェー2連戦の結果次第では、セードルフ監督の解任もあり得ると報じられていた。CEOとの会談後もその状況に変わりはないようだ。

 報道によれば、ガッリアーニCEOはこの2試合の遠征を通してチームに同行するとのこと。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』はセードルフ監督が監視下に置かれる異例の事態だとして、2試合の結果次第ではやはり解任の可能性もあると伝えている。


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