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ハーフナーが今季10点目で2シーズン連続2桁得点も負傷交代…フィテッセは3試合白星なし

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[3.29 エールディビジ第30節 フィテッセ2-2ヘレンフェーン]

 エールディビジは29日、第30節を行った。FWハーフナー・マイクの所属するフィテッセはホームでヘレンフェーンと対戦し、2-2で引き分けた。ハーフナーは前半31分に今季10点目となる先制点を挙げるが、直前に足を痛めていた影響でハーフタイムで交代した。

 開始から攻め込むフィテッセは前半11分、ハーフナーがセンターライン付近でボールを奪い、そのままゴール前へと駆け上がって、MFザカリア・ラビアドの左クロスを頭で合わせたが枠を外れる。同17分には、ラビアドのミドルのこぼれ球をつないで、最後はMFワレリー・カザイシュビリが右足で狙ったがこれも枠をとらえ切れなかった。

 前半28分にもラビアドの右クロスから打点の高いヘディングシュートを放ったハーフナー。着地の際に右足首を痛めたようで、治療のため一時外へと出たが、足を引きずりながらピッチへと戻った背番号14が3試合ぶりの得点を挙げてみせる。

 前半31分、中央のMFルーカス・ピアソンが、右サイドを絶妙なタイミングで駆け上がるDFサム・ハッチソンにパスを送る。そのハッチソンがFWクリスティアン・アツとのワンツーで抜け出し、中央に折り返したボールをハーフナーが左足で押し込み、先制点。ハーフナーは昨シーズンに続き、2桁ゴールを記録した。

 しかし、フィテッセは前半40分にカウンターから失点し同点とされると、後半13分にもサイドを崩されてあっさり逆転を許す。それでも後半22分、足を痛めたハーフナーと代わって後半開始からピッチへ入ったFWバートランド・トラオレがアツのスルーパスから右足でゴールネットを揺らし、2-2と試合を振り出しに戻した。

 点の取り合いになるかと思われたが、その後はお互いに決定力を欠き、2-2のまま終盤へ。フィテッセは後半44分に決定機も、トラオレの直接FKはクロスバーを叩き、勝ち越しならず。試合はそのまま2-2で終了。フィテッセは3試合白星なしとなり、今季10点目を挙げるも前半のみの出場に終わったハーフナーのけがの状態も心配される。


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