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2得点で300試合出場に花を添えたカカ 「特別な瞬間」

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去就については「残留を願っている」

 ミランMFカカは29日のセリエA第31節キエーボ戦で、ミランでの通算300試合出場を果たした。ドッピエッタ(1試合2得点)の活躍でチームを勝利に導いた同選手は、去就についてミラン残留を望んでいると話している。

 今季ミランに復帰したカカが、300試合出場という節目の一戦で2得点の活躍を見せた。前半、MF本田圭佑のアシストからチームの2点目を挙げると、後半にはペナルティーエリア内左から冷静に右足にファーサイドのゴールネットに沈めるシュート。華麗な一発で勝利を確実にした。

 試合後、同選手はイタリア『スカイ・スポーツ』で次のように話している。

「僕にとっては特別な瞬間だ。このドッピエッタのおかげで、期待していた以上のことができたね。2週間前までチームは分裂状態と言われていた? サッカーではすべてが一瞬のうちに変わるんだ。チームが分裂していたことはないし、悪い流れが続いていたけど、ようやくうまくいき始めた」

「今はベストの解決策を見つけているところだ。僕は中央でプレーしたい。でも、チームのためになることをするよ。ここ2試合は自分がより好きな位置でプレーしている。それは確かだけどね」

 ミランのアドリアーノ・ガッリアーニCEOは試合前、来季のチャンピオンズリーグに出場できなければ、カカには移籍できる条項があると明かした。だが、本人は「僕はここで満足しているし、残留を願っているよ」と話している。


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