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シティとの打ち合いを制して10連勝のリバプール、24年ぶりVへ突き進む

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[4.13 プレミアリーグ第34節 リバプール3-2マンチェスター・シティ]

 プレミアリーグは13日、第34節2日目を行い、暫定的ながらも首位に立つリバプールが、消化試合が2試合少なく勝ち点差4につける3位マンチェスター・シティをホームに迎えた。壮絶な打ち合いを3-2で制したリバプールは首位をキープし、24年ぶりのリーグ制覇へ一歩前進した。

 注目の上位対決はいきなり試合が動く。前半6分にFWルイス・スアレスのスルーパスから抜け出したMFラヒム・スターリングが抜け出すと、鮮やかな切り返しの連続から先制ゴールを叩き込む。さらに同26分にはMFスティーブン・ジェラードのCKをDFマルティン・シュクルテルがヘディングで合わせて、2点目を突き刺した。

 ホームのリバプールが2点リードで迎えた後半に入ると、シティが一気に試合を振り出しに戻す。後半12分、MFフェルナンジーニョとのワンツーで右サイドを突破したMFジェームズ・ミルナーのグラウンダーのクロスをMFダビド・シルバが押し込んで1点を返すと、同18分にはシルバのクロスがDFグレン・ジョンソンのオウンゴールを誘い、スコアを2-2とする。

 その後もシティに決定機を作られたリバプールだったが、後半33分に思わぬ形で勝ち越しゴールを奪う。敵陣深くで得たスローインをDFビンセント・コンパニがまさかのクリアミス。こぼれ球に反応したMFコウチーニョが豪快に蹴り込んで再びリードを奪った。

 アディショナルタイムにMFジョーダン・ヘンダーソンが退場となったが、そのまま逃げ切ったリバプールは10連勝を飾り、シティとの勝ち点差を7に広げた。


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